三重県伊勢市に鎮座する伊勢神宮のことを、正式名称で「神宮」といい、天照大御神をお祀りしている皇大神宮(内宮)と、豊受大御神をお祀りしている豊受大神宮(外宮)を中心に125のお社から成り立っています。江戸時代(西暦1603~1868年)、庶民の間では伊勢神宮への参拝は生涯をかけての願いでしたが、現地へ直接参拝をすることができない事情(Ex.遠方につき厳しいなど)もあることから、日本各地に神宮の御祭神をお祀りした神社を創建したり、遥か彼方からでも神宮を拝むことができる遥拝所が建てられました。こうした遥拝所を由来とする神社には「~大神宮」という社号が付けられることが多くあります。
豊受大御神
写真提供:神宮司庁
タワー大神宮は伊勢神宮より御神霊をお招きし創建しました。天照大御神とは、日本神話の中心をなす神、太陽に例えられる神であり、太陽は万物に光明をもたらすことから、すべての祈願に通じるとも言われております。